★KBC POKER Xを改造してみる3★

 

KBC POKER X(61Key) CherryMX青軸キーボード

の改造です。今回はYAMAHAシーケンサーQX3から

外したHirose CherryMX Clear軸、Hirose Cherry

MX Orange軸の移植とCherryMY1800キーボード用

2色成形キーキャップ、FILCOのMajestouch用鉄板を

カット&加工して移植します。追加でDolchキーボード

G80-1813HFU)の2色成形キーキャップへ変更します。

KBC POKER X(61Key)CherryMX青軸を改造。

型番:PFCN6000

改造前のKBC POKER X。GEEKHACKの

Duck Viper and Eagle Group Buy(Eagle)

みたいなキーボードへ改造してみます。

キートップを外してみます。

2色成形キートップを移植する為、

Cherry MY1800キーボードを準備。

使用するキーキャップを外します。

CapsLockと右Shift、下段のキー

は改造しないと無理のようです。

分厚い2色成形キーキャップ

キー配列変更後のイメージ

Hirose Cherry MX Clear軸を移植

する為、YAMAHA QX3を分解します。

57個のHirose Cherry MX Clear軸を外します。

KBC POKERは61Keyなので不足分

は別のYAMAHA QX3から外します。

不足分4個はHirose Cherry MX Orange軸を使用。

分解してCherryMX青軸を外します。

外したCherryMX青軸。

Hirose Cherry MX Clear軸とOrange軸を仮配置。

Majestouchの鉄板を移植してみます。

鉄板をPokerサイズに加工します。

曲がりの根元で切ります。

半分くらい切断終了。

縦方向にも切り込みをいれます。

※1mmほど多く切り過ぎでした。

鉄板の切り出し完了。

削る部分をマーキングします。

鉄板をヤスリで削って調整します。

下段の調整が完了。

右Shift周辺も削って調整します。

基板無しでCherry軸とキーキャップ

を取り付けて仮組みしてみます。

Majestouch用スタビライザーを

取り付ける為、鉄板を加工します。

基板固定用の穴を5個追加して鉄板加工は終了。

スタビライザーが短いので自作してみます。

Apple拡張キーボードUの金属パーツを利用します。

上段:加工中のスタビライザー

中段:MY1800用スタビライザー

下段Majestouch用スタビライザー

余分な部分を切り取れば完成。

スペースキーを取り付けて

正常に動作するか確認します。

基板に穴を空けて加工します。

右Shiftの右側にあるスペース

にDip-Swを組み込みます。

HiroseCherryMXクリア軸とDip-Sw

を配置して状態を確認します。

基板にDip-Swを取付け。

パターンカットと配線を行います。

軸と仮配線をハンダ付けします。

Hirose Cherry MX クリア軸とオレンジ軸を

ハンダ付け後、43個ほど不良な軸を確認...

不良なHirose Cherry MXクリア軸は下半分を

Hirose Cherry MXオレンジ軸と交換します。

Fn+スペースキーでオレンジ

色LEDが光るようにしました。

Fn+Qで赤色LED、CapsLockは

緑色LEDが光るようにしました。

各LEDを光らせた状態。

搭載したDip-Swは前回改造したPOKERと一緒です。

1234:OFFで右Fnを無効 12:ON,34:OFFで右Fnを有効

12:OFF,34ONで右Fnを左Shiftへ変更できるように改造。

仮配線を外します。

スペースキーの裏側配線が面倒でした。

今回使用したHirose Cherry MX Clear軸

とHirose Cherry MX Orangeオレンジ軸。

両方ともリニア特性でCherryMX黒軸より

軽い軸です。打った感じとしては、クリア軸

はオレンジ軸より微妙に軽い感じがします。

ケースに組み込んで曲がりが無いことを確認します。

手持ちのKBC POKER Xと比較。

上:ALPSピンク軸

中:ALPS緑軸(黒接点)

下:Hirose Cherry MX Clear軸,Orange軸

KBC POKER X(HiroseCherryMXクリア軸,オレンジ軸)の完成

 

HiroseCherryMXクリア軸,オレンジ軸&

FR-4基板で鉄板入り、CherryMY1800

の2色成形キーキャップを使用したEagle

のようなキーボードが完成。暫くこのキー

ボードをメインとして使ってみる予定です。

気が向いたらスペースキーの曲がり調整

を行うかもしれません。気が向いたので

修正とDolchキーキャップへ変更します。

Dolchキーボード(G80-1813HFU)

2色成形キーキャップを移植します。

MY1800→Dolchキーキャップへ交換。

スタビライザーの調子が悪いので分解&修正。

Dolchキーキャップへ変更完了。

MY1800→Dolchキーキャップへ交換前から

このキーボードの使用頻度が若干高めです。

ALPS軸より軸の不具合が多い気がしますが

暫く使用してみる予定です。そのうち余った

MY1800のキーキャップとHirose Cherry MX

Orange軸で同じキーボードを作るかもしれま

せん。(このキーボードがENDGAMEに近い)

 

★今回の改造で必要な物★

KBC POKER X キーボード(CherryMX青軸モデル)

Cherry MY1800キーボード(G81-1800HAU)の2色成形キーキャップ

FILCO Majestouchキーボードのスタビライザー用パーツ

FILCO Majestouchキーボードの鉄板

Apple拡張キーボードUの金属パーツ(M3501)

YAMAHA QX3のHirose Cherry MXクリア軸(57個)

YAMAHA QX3のHirose Cherry MXオレンジ軸(57個)※不良交換用予備含む。

Dolchキーボード(G80-1813HFU)の2色成形キーキャップ

LED(赤LEDx1個、オレンジLEDx2個、2色LEDx1個)

はんだ吸い取り線(使用量不明)

粘着銅テープ(パターン修正用で少々)

金属加工用工具(金鋸、ドリル、ヤスリなど)

暇な時間(軸外し4日、鉄板加工4日、調整5日)

 

★更新履歴★

2015/03/14 作成 KBC POKER XのHirose Cherryクリア,オレンジ軸化改造

2015/09/26 更新 記載内容一部修正

2018/12/02 更新 MY1800→Dolchキーキャップへ変更

 

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