★KBC POKER Xを改造してみる6★

 

KBC POKER X(61Key) CherryMX赤軸キーボード

の改造です。今回はフェアライトMFX3plusから外した

ALPS黄軸の移植とDATADESK INTERNATIONAL

Keyboard MAC101E 用の2色成形のキーキャップ

を移植します。キーキャップはワイドハイターEXで

レトロブライトした後で使用します。ALPS用プレート

はAtesssa製CrystalPRO X(AKB-109U)の物を

60%キーボードサイズにカットして移植します。

KBC POKER X(61Key)CherryMX赤軸を改造。

型番:PFCN6000

Datadesk Swtichboardの60%キーボード部分が

そのまま動作するようなキーボードを作ります。

キーキャップとCherry赤軸を全部外します。

DATADESK INTERNATIONAL Keyboard MAC101E

を準備して2色成形キーキャップを外して利用します。

薄い2色成形キーキャップでした。

ALPS白軸(正規軸)でした。

F1のキーキャップだけ外してワイドハイターEXへ

半日ほど漬けてレトロブライトしたら白くなったの

で全てのキーキャップを外して漂白してみます。

キーキャップの漂白完了。筐体はそのうち...

これでキーキャップの移植準備は完了。

フェアライトMFX3plusからALPS黄軸を60個移植します。

ALPS SKCL Yellow(末期)

キーキャップはMAC101Eと同じくらい薄い...

ALPS黄軸をバラして比較してみます。

(上) x68k Super用キーボードから外したALPS黄軸(初期)

(下) FAIRLIGHT MFX3plusから外したALPS黄軸(末期)

末期の物は下側ケースの土台が大きくなり軸が白っぽい。

Atesssa製Crystal PRO X(AKB-109U)

のALPSプレートを60%サイズで切り出します。

傷が付かないように裏側から加工します。

ビス穴を空けて削る部分をマーキングします。

軸とキーキャップを仮で取り付けて

確認しながらプレートを削ります。

ENTERキーのスタビライザー取付け用の穴を

追加します。ドリルで下穴を空けて加工します。

プレートに5mmのスポンジを貼ります。

スポンジが多かったので少し減らします。

スタビライザーを付けた状態。

ALPS黄軸をプレートに取り付けてみます。

キーキャップを付けてキーの隙間を確認。

基板なしでケースに入れて仮組み。

軸のカサカサ感じを軽減する為にALPS黄軸を分解

してステムにシリコングリースメイトを薄く塗ります。

基板を穴あけ加工してALPS軸を搭載します。

スペースキー部分も加工します。

銅テープを貼ってハンダ付け&ジャンパを行います。

ALPS黄軸を60個ハンダ付けします。

LEDを4個取り付けます。

ハンダ付けとジャンパ完了。

CapsLockキーとFn+スペースで点灯するLEDを確認。

Fn+スペースとFn+Qキーで点灯するLEDを確認。

キーに曲がりが無いか確認。

ケースにビス止めします。

Datadesk Keyboardの60%バージョンが完成。

KBC POKER X(ALPS黄軸)の完成

 

ALPS黄軸(末期)&FR-4基板で鉄板入り、

Datadesk Keyboardの2色成形キーキャップ

を組み合わせたキーボードが完成しました。

Datadesk Swtichboardの一部がそのまま

動くようなキーボードになります。加工開始

(2015年11月)の後、暫く放置していた為、

完成(2019年4月)まで3年半かかりました。

 

★今回の改造で必要な物★

KBC POKER X キーボード(CherryMX赤軸モデル)

Datadesk Keyboard (MAC101E)の2色成形キーキャップ

Atesssa製CrystalPRO X(AKB-109U)のプレート

フェアライトMFX3plusのALPS黄軸(60個)

LED(赤LEDx1個、オレンジLEDx2個、緑LEDx1個)

はんだ吸い取り線(使用量不明)

ワイドハイターEX(1本+紫外線)

5mmスポンジ(衝撃吸収用で少々)

KUREシリコングリースメイト(ステム用で少々)

粘着銅テープ(パターン修正用で少々)

金属加工用工具(金鋸、ドリル、ヤスリなど)

暇な時間(軸外し2日、鉄板加工4日、調整5日)

 

★更新履歴★

2019/12/01 作成 KBC POKER XのALPS黄軸化改造

 

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