JIS配列テンキーレスキーボード「FILCO ZERO Tenkeyless 91key」からXM白軸を 全て外してApple Extended KeyboardUのALPS白軸(消音ゴム入り)へ交換する 改造です。チャタリングが発生しているXM白軸交換のついでに英語キーボード用の 長いスペースキーの移植及び、x68000用キーボードから2色成形キートップを移植 して、JIS配列+J3100配列の88key特殊配列キーボードへ改造します。 |
今回は英語配列では無くJIS配列
のXM白軸かななしモデルを改造。
Nキーロールオーバー対応。
改造する前の写真を撮り忘れたので、
ZERO108keyかなありモデルで代用。
改造前の状態はメーカーHPを参照。
型番:FKBN91Z/NB
毎回同じですが、背面の封印を破って
分解します。4個のキーでチャタリング
が発生していました。↓のような感じ。
「1234567890-=qwertyyuiopp[]asd
fghjkllll;'''\zxcvbnm,./」キートップと
XM白軸(偽軸)を全て取り外します。
取り外したキートップ(かななし)
XM白軸(偽軸)を取り外し中。
取り外したXM白軸(偽軸)
裏側はこんな感じ。
加工する為に基板とフレームを分離。
フレーム加工が完了した状態。
キーを並べて曲がりを調整します。
干渉するダイオードやジャンパーを
背面へ移動して穴開け加工します。
青色LEDを外して緑色LEDへ交換します。
Apple Extended KeyboardUから取り外
した消音ゴム付きのALPS白軸(正規軸)
ALPS白軸をハンダ付けします。英語配列
キーボードの長いスペースキーを取付て、
無変換キー、右Altキー、Appキーは撤去。
基板の穴開けにより、既存パターン
が影響を受ける為、パターンカット&
ジャンパー&銅テープで加工します。
x68000用キーボードからJIS配列かなあり
キートップを移植します。長いスペースキー
はFKB-101EBから移植。不足しているキー
は、SCYTHE製のSCKB06-APから移植。
SCYTHEのキートップとx68000の
2色成形キートップの肉厚比較。
黄軸と緑軸の移植でx68000用の
キートップが余っていので利用。
ShiftキーだけはZEROの物を利用。
EnterキーはAKB-109JQから移植。
Backspaceキーについては、x68000
の「−」キートップで代用。気が向いた
らBSキーを加工するかもしれません。
英語キーボードや、PC-9801など
のような長いスペースキーを搭載
した特殊配列キーボードの完成。
デジカメのフラッシュでx68kから移植した
キーが白っぽく見えますが、実際はそれ
ほど目立ちません。FKBN88Z/JB-AW化
完了。気が向いたら更に改造する予定。
★今回の改造で必要な物★
ALPS白軸88個(Apple Extended KeyboardUを利用)
FILCO製XM白軸JPキーボード(FKBN91Z/NB)
キートップ(FILCO製KFB-101EBを利用)
キートップ(SHARP製X68000用キーボードを利用)
キートップ(Atessa製AFB-109JQを利用)
キートップ(SCYTHE製SCKB06-APを利用)
交換用LED(緑色LEDx2個)
はんだ吸い取り線(20m巻き購入の為使用量不明)
粘着銅テープ(パターン修正用で少々)
金属加工用工具(ドリル、ヤスリなど)
暇な時間(スイッチ外し1日、鉄板加工1日、組み立て調整1日)