★XM白軸をALPSオレンジ軸へ交換★

 

JIS配列テンキーレスキーボード「FILCO ZERO Tenkeyless 91key」からXM白軸を

全て外してApple Extended KeyboardのALPSオレンジ軸へ交換する改造です。

SHARP AXキーボードとTOSHIBA J3100キーボードをニコイチ改造したキーボード

から2色成形キートップを移植して、J3100配列の86keyキーボードへ改造します。

今回は英語配列では無くJIS配列

のXM白軸かなありモデルを改造。

既に生産終了品です。メーカーHP

型番:FKBN91Z/JB

Nキーロールオーバー対応。毎回同じ

ですが、背面の封印を破って分解します。

分解してキートップを外します。

XM白軸(偽軸)を全て取り外します。

エンコーダ基板は刻印無しでした。

SHARPのAXキーボード筐体にTOSHIBA

のJ3100キーボードを入れたニコイチ改造

キーボードからキートップを外して利用。

J3100キーボードはALPS白軸(正規軸)

加工する為に基板とフレームを分離。

調整しながらフレームを加工します。

フレーム加工が完了した状態。

キーを並べて曲がりを調整します。

ALPSオレンジ軸を移植する為、Apple

のExtended Keyboardを分解します。

Model No. M0115はALPSオレンジ軸

分解した内部。軸だけ利用します。

ファンクションキーの一列は拡張キーボ

ードUと同じく軸が縦に配置されています。

Apple Extended Keyboardから取

り外したALPSオレンジ軸(正規軸)

ALPSオレンジ軸を取り付けます。

変換、無変換、Appキーは無し。

隙間のカバーは逆L型Enterキー

ボードから外して移植しています。

ほぼ完成と思っていたら問題発生。

EnterキーはZEROとAXキーボード

では互換性が無い為、若干隙間が

出来てしまいます。フレーム再加工

の為、オレンジ軸を全て外します。

はんだ付けしたオレンジ軸を一旦全部

外してEnter左側のフレームを削ります。

BackSpaceとEnterとShift

が一列になるまで削ります。

フレーム加工が完了。

Enter位置調整完了。でも

スタビライザーが短い...

左:ZERO用 右:拡張キーボード用

Apple Extended Keyboard用の

スタビライザーはZERO用より微妙

に長いので交換します。プラスチック

のパーツは反対に取り付けました。

外したALPSオレンジ軸を再度

はんだ付けします。Enter再加工

で3時間ほど余計な作業が...

軸の曲がりをチェックします。

キートップを取り付けます。

1の左にESC、Aの左にCtrlキー、

AXキーはWindowsキーに割り当て。

基板の穴開けにより、既存パターン

が影響を受ける為、パターンカット&

ジャンパー&銅テープで加工します。

干渉するダイオードは背面へ移動。

キートップは2色成形。若干

日焼けしてるけど気にしない。

LEDは緑色に交換しました。

キートップの曲がりが無いか確認します。

J3100配列でAXキーボードのキートップを

利用したテンキーレスキーボードが完成。

J3100キーボードのキートップだけ移植して

も良かったんですが、AXのロゴが好きなの

でAXとJ3100の両方から移植しています。

FKBN86Z/JB-AOJ化が完了。特に不満は

無い為、再改造することは無いと思います。

 

★今回の改造で必要な物★

ALPSオレンジ軸86個(Apple Extended Keyboardを利用)

FILCO製XM白軸JPキーボード(FKBN91Z/JB)

キートップ(SHARP製AXキーボードを利用)

キートップ(TOSHIBA製J3100キーボードを利用)

キー目隠し用部品(KB-8861キーボードを利用)

交換用LED(緑色LEDx2個)

はんだ吸い取り線(20m巻き購入の為使用量不明)

粘着銅テープ(パターン修正用で少々)

金属加工用工具(ドリル、ヤスリなど)

暇な時間(スイッチ外し1日、鉄板加工1日、組み立て調整1日)

 

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