US配列のテンキーレスキーボードFILCO ZERO Tenkeyless 87key
の改造ネタです。PC-8801キーボードからALPS青軸を移植します。
今回は単純に軸の移植のみです。追加でApple拡張キーボードUの
キーキャップとSMK-KIDキーボードのキーキャップを移植します。
型番:FKBN87Z/EB
背面の封印を破り、ZERO Tenkeyless 87key
を分解します。毎回同じなので手順省略です。
旧型XM白軸ですがエンコーダは新型でした。
NECのPC-8801キーボードを分解して
ALPS青軸(正規軸)を移植してみます。
キーキャップは2色成形でした。
XM白軸(偽軸)と同じクリックタイプのALPS青軸
(正規軸)を移植します。XM白軸は重いクリック
タイプですが青軸は軽いクリックタイプです。
ALPS青軸を全部外します。
調子の悪いALPS青軸を分解してみました。
背面ALPSロゴを確認。接点部分は灰色でした。
今回はそのまま青軸を移植。
LEDも青色のまま無改造です。
ALPS青軸へ交換完了。
上側ケースにはALPSロゴ無し。
キーキャップを戻して完成。見た目は変わらず
軽いクリックタイプのキーボードになりました。
気が向いたら追加で改造するかもしれません。
気が向いたので追加で改造してみました。
8年ほど使用したらプレートに錆びが出てきました。
錆びたプレートを分離して予備のプレートへ交換します。
Apple拡張キーボードU(M3501)のキーキャップ
を利用する為、プレートを少し削って加工します。
スタビライザー穴はもう少し上の方が良いです。
軸とキーキャップの位置を調整
加工途中だけど基板なしで仮組みしてみます。
今回の改造で87Key→86keyへ変更になります。
プレート加工が終わったので以前ALPSクリーム
軸リニア化改造したキーボードを並べてみます。
今回はファンクションキー部分は改造しません。
基板に穴あけして銅テープで補修して
からALPS青軸をハンダ付けします。
SMK-KIDキーボード用の紫色キーキャップを付けます。
基板背面の状態。
スペースキー背面の状態。
左側CTRL、Win、ALTキー背面の状態
右側CTRL、APPS、ALTキー背面の状態
LEDは青色→オレンジ色へ交換。
錆びたプレートを交換してALPS青軸(灰接点)とApple拡張
キーボードU(M3501)用キーキャップ、SMK-KID用キーキ
ャップを組み合わせた86Keyのキーボードが完成しました。
★今回の改造で必要な物★
ALPS青軸86個(NEC製PC-8801キーボードを利用)
FILCO製XM白軸USキーボード(FKBN87Z/EB)
Apple拡張キーボードU(M3501)のキーキャップ
SMK-KIDキーボードのキーキャップ
FILCO ZERO Tenkeyless用の予備プレート
はんだ吸い取り線(使用量不明)
暇な時間(スイッチ外し&組み立て調整3日、プレート加工2日)
★更新履歴★
2011/02/15 作成 ALPS青軸化改造
2011/05/06 更新 記載内容一部修正
2018/12/06 更新 プレート交換、配列変更、キーキャップ変更